私たちの身体は「6828億円の経済損失」でも「5兆円規模の市場」でもない。
私たちの身体は無限に経済的な生産性を求める社会に逆らう。
私たちはひとりでも、大切な人たちとでも、十分に休息できる社会が必要である。
私たちの身体は技術を用いて「自己責任」でケアできるものではない。
私たちの身体はいつも他者との関りの中で形作らている。
私たちはお互いにケアし合う仕組みが必要である。
私たちの身体は抽象化された「データ」なんかでは語れない。
私たちの身体は自分の「ことば」でしか語れない。
私たちはお互いに自分の「ことば」で自分の身体を語り、学び合う場が必要である。
私たちの身体は世界に自慢する技術の材料でも、「国民」を増やすための道具でもない。
私たちの身体はナショナリズムに抵抗する力を持っている。
私たちは国家による身体の管理から自由になる力が必要である。
私たちは「フェムテック」が規定する社会像を超えた想像力と創造力を持っている。
「フェムテック」は私たちを救うことはできないから「フェムテック」を越えていこう。
私たち自身でお互いの生を豊かにしていこう。
2024年10月3日
#みんなの生理
10/14(祝・月)に開催される「フェミニストが『フェムテック』を問う」に向けて、「フェムテック」に抗するマニフェストを公開しています。マニフェストの内容についても本イベントで取り上げる予定ですので、是非下記リンクからお申込みください。オンライン参加も、武蔵野プレイスでの対面参加も歓迎です。
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