こんにちは、ともきです!
2022年、今年も#みんなの生理をよろしくお願いいたします!
さて、 僕が# みんなの生理で活動していると「男性で活動しててすごいですね」と言ってもらえることが結構あります。
率直には嬉しいです。僕が活動していることがその人の希望になれてるってことだと思うし、 生理のない自分がこの活動をすることは#みんなの生理のvisionを達成するために意味があると僕も思うからです。
しかしその嬉しいという感情と共に釈然としない気持ちにもなります。 「男性が活動していること」を称揚することは、同時に“生理=女性の問題”という思考を再生産している気がするからです。
「男性が活動しててすごい」という言葉は、その人の頭の中に多かれ少なかれ“生理=女性の問題”という意識があることで生まれる言葉だと感じます。 しかし僕は生理は社会全体が当事者となり考える必要があると思います。
そもそも生理がある人=女性とは限らないし、仮にそうだとしても生理の負担を軽減するためには本人に加えてその周りの環境や社会全体の雰囲気が重要だと思うからです。 そう考えると生理に係る課題に対して女性だけが声を上げることの方が違和感があるし、そこに男性がいたとしても「男性に助けてもらってる」或いは「女性を助けてあげている」というのは的外れだと思います。 もっと言えば男女二元論な点にも疑問が残ります。
だから僕は「男性で活動しててすごいですね」という言葉をもらった時に嬉しい気持ちと同時にある程度の違和感も抱きます。
ここで言いたいのは、このような言葉をくれる方々に問題があるということではありません。むしろ潜在的に“生理=女性の問題”という考えを埋め込んでしまっている社会自体に問題があるのではないかということです。
そしてそれを解消し、男性が生理について取り組むことが“すごいこと”じゃなくなるためには、 “生理はみんなが当事者となって考える必要がある” “関係ない人はいない” ということを誰に対しても僕が訴えていかないといけないなと思うし、一人一人がそう考えない限り、本質的に生理に係る課題が解消されることは難しいと思います。
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